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Comicup

イベントURL
http://www.comicup.cn/
(中国語)
主催団体
Shanghai Motto Culture Communication Co.Ltd
次回開催概要
中国 上海
2016年12月3~4日
参加者数
43,000人

イベント情報(概要)

 「魔都同人祭・コミックアップ」は、上海にいる一部のアニメや漫画などのファンたち及びオリジナル作品の創作団体群が共同開催となった民間的なM.A.G(漫画・アニメ・ゲーム)についてのオリジナル芸術コミュニケーションイベントです。

 本イベントは2007年の第一回から復旦大学沸点動漫部と共同開催してています。

訪問記 (2016年6月6-8日)

Comicupは中国・上海で年2回6月と12月に開催される同人誌即売会だ。国際オタクイベント協会で元同僚の故櫻井孝昌さんから「上海で面白い同人イベントがある」と勧めていただいていたこともあり、今回、19回目となるComicup19に訪問してきた。

開催されたのは2016年6月7日8日の木曜日金曜日。なぜ平日と思ったら、毎年この時期中国では旧暦の子供の日で祝日なのだそうだ。市内でも笹でくるまれた千巻が多く売られていた。6月のComicupは毎年この祝日に開催されるそう。

魔都同人祭と銘打つComicup。魔都上海にある世界最大級のコンベンションセンターを使用している。
当日朝に会場に到着してみると、入場待ちのオタク達がセンターのエントランスを埋め尽くしている!すごい!
自宅からコスプレをしてきているレイヤーさんたちも多く、開場前から華やかな雰囲気になっている。
行列に並ぶこと30分、いよいよ会場入りだ。

Comicupの会場は、コンベンションセンターの2ホールを使用して1つが同人サークルエリア、もう1つが企業スペースという造りになっている。
1ホールは東京ビッグサイトの東ホールを一周り小さくしたぐらいの大きさだ。
このホールに1日約1000ブースのサークルスペースがある。
日本の即売会と違うのは、

・1サークルで何ブースとっても良い
・1日だけの参加も2日連続の参加もOK

ということだ。中には机10本ぐらいとっている超大手サークルもいた。
ブース数は2日で2000スペースほどになるが、2日で何サークルが参加しているのかよくわからない。Comicup主催のフェイ女史に聞いたところ、だいたい1000-1200サークルとの事だった。

初日は男の子向けサークルが多めでラブライブ!・初音ミク・東方・艦これが多く、2日目は女性系が多く刀剣乱舞・おそ松さん(ジャンル「松」)と共に中国任侠もののBLサークルが多数見られた。

中国の同人は男性系は合同本のイラスト本が主体でマンガは少なかった。いわゆる18禁はNG。BL系はマンガもそこそこ多く内容もリミットが外れているものも多数あり、腐女子は世界共通で限界に挑戦することを改めて思い知らされた。


殆どの同人誌はフルカラー。イラストのレベルは極めて高く、また印刷の品質、装丁の自由さは日本以上だった。ほぼすべてのサークルがおまけの手提げ紙袋を用意している。
中華絵師さんのレベルがこれほど上がっているとは思わなかったし、本としてのレベルも日本の同人誌と同レベルかそれ以上。思いがけず大量に同人誌を買ってしまった。


もう1ホールで開催されている企業スペースは、日本系企業の出展が半分で、もう半分は中国オリジナルのアニメマンガゲーム(ACG)の出展ブースだった。
同人誌やコスプレでも中国産のACGをネタにしたものが多く、またそれらのACG自体のレベルも高い。
ブースをいろいろ巡って、見知らぬ作品に多く会えたのは楽しい体験だった。

コスプレについては人数・クオリティともに高いレベル。またゴスロリの皆さんが多く居らっしゃったのだが写真を断られることがしばしば。

つまり彼女らはコスプレじゃなく普段着という認識なのだ。
カメラマンも多くいたがローアングラーはいない躾の良さが印象的。コスプレイヤーさんが一眼レフを構えて写真を撮っていることも多く、中国の女子レイヤーさんはメカに強いなと関心した。

そんなこんなであっという間の2日間。非常に楽しく、印象的なイベントであった。
中国では中国独自のオタク文化が着実に育ちつつあることが実感で、さらに深く知りたいと思わされた。
また再訪したいものだ。

ASIAN BEAT:櫻井孝昌さんによる上海Comicup 2010年12月紹介 http://asianbeat.com/ja/jpopculture/jpc011.html http://asianbeat.com/ja/jpopculture/jpc012.html

筆者:佐藤一毅

国際オタクイベント協会IOEA代表、Circle.ms代表。
Circle.msにて日本の同人イベントのインフラをサポートする傍ら、IOEAで世界中のオタクを結ぶ活動に従事。
世界中のオタクと友人になり、ライフサイクル全体でオタクを続けることができるようになることが夢。

参加メモ

日本からの距離

日本から中国・上海へは様々な都市から直行便が就航しています。
東京からの飛行時間は約3時間です。

中国 上海:
http://www.arukikata.co.jp/city/SHA/
海外安全ホームページ 中国:
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=9

参加するには

●参考サイト
入場までに2時間並ぶ!上海の同人誌イベントCOMICUPは大盛況(2010年)
http://asianbeat.com/ja/jpopculture/jpc011.html
●会場
上海国際コンベンションセンター

行き方:
http://www.comicup.cn/benzi/BarNews.aspx?id=5
●コスプレについて
多くの方がコスプレをしています。更衣室はありません。
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