イベント名

イベントURL
http://www.f-2.com.tw/
(日本語自動翻訳)
主催団体
開拓動漫祭籌備委員會
次回開催概要
「Fancy Frontier 開拓動漫祭 25」
2015年2月 台湾・台北
会場:台大巨蛋體育館(国立台湾大学スタジアム)
参加者数
個人出展1500、企業25、
一般参加者7万5千~8万、コスプレ参加者千人以上

イベント情報(概要)

 「FANCY FRONTIER開拓動漫祭」は月刊FRONTIERと台湾動漫画推進協会による企画・開催する同人イベントであります。台湾の同人活動をより活性化するために、人気ゲストのステージ活動や企業ブースなどを積極的に取り入れて、いままで

の台湾での同人イベントと一線を画し、同人サークルやアニメ&コミック・ファンの一般参加者の支持を得て、お蔭さまで台湾最大の同人イベントへと成長を遂げました。

主催者メッセージ

 「開拓動漫祭 Fancy Frontier」(台湾ではFFとも呼ばれます)は、主に毎年の夏と冬に開催される、アニメや漫画を愛する人々が創り上げたマルチジャンルの交流イベントです。会場に同人作家による同人誌即売会を行ったり、企業ブースによるアニメや漫画のグッズ販売したり、話題になる作品の宣伝したり、ステージでは音楽演奏やミニライブ、声優のトークイベントを行ったり、外でコスプレしたり、痛車の展示したりするなど、様々な関連イベントを一つの場に参加できるカーニバルではあります。
 一回のイベントに二日間、約7万~8万の参加者が来場し、国外からも日本、中国、香港、マカオ、マレーシアからも多数の参加者がいらっしゃって、現在では台湾における最大規模の同人

イベントになりました。
 私たちは、台湾にいるクリエーターの卵たちに、一つの公開できる場を提供することを、ファンたちに至近距離でクリエーターと邂逅する機会を作り、台湾のファンたちに社会とのコミュニケーションを協力し、社会からのファンに対する誤解を解けるように努めます。これからも、FFは様々な人をめぐり合える場を提供する仲介者としての役割を精進し、もっと台湾の漫画、アニメ事情に興味を持つ国際の友人に出会い、そして一緒に誰でも楽しい思い出を残るイベントになれるように尽力します。

Fancy Frontier 開拓動漫祭
籌備委員會 執行長 蘇 微希

訪問記(2014年2月 Fancy Frontier 23)

「うわ、コミケと雰囲気がまったくいっしょだ!」
 世界中のオタクと友達になりたいという夢を掲げ、私と世界のオタクイベントを昨年来回っているコミケファンAさんの想いは、Aさんの会社の社員にも次々に伝染中だ。
 2014年2月15日16日、台北のオタク同人イベント「ファンシー・フロンティア」には、海外渡航自体が初となるCさんが同行してくれた。
 初海外がオタクイベント! 
 こんな時代が来たんだなあと、2008年以来各国のオタクイベントを回っている身としては、感慨深かった。
 ファンシー・フロンティア初日の午前中、会場である台湾大学総合体育館に到着すると、早くも長蛇の列ができていた。誰よりも早く会場に入りたい。世界のオタクイベントの光景はどこにいっても変わらない。この光景を見るたびに、胸が熱くなる。客層は圧倒的に男子だ。ファンシー・フロンティアは、男子メインの同人イベントなのだ。オタク度が日本と並んで世界のなかでも高い台湾では、オタクイベントも各種専門化が進んでいるのだ。
 開場と同時に会場のなかになだれこんでくるファンシー・フロンティアのファンたち。
 そして、冒頭の言葉へとつながる。私もCさんもまず同じ気持ちを抱いたのだ。ここが台北であるということをいっしゅん忘れそうになった。
 コミケと同じだと思ったポイントは会場内の雰囲気だけではない。
 たとえば欧米のオタクイベントとの決定的な差は、同人作家の出展数の多さだ。アニメやマンガの二次創作からオリジナル、コスプレ本まで、ジャンルの広さも日本のコミケ同様だ。
 日本の同人作家が多数出展していたことも、台湾ならではの光景だろう。会場内に作られたオープンステージには藍井エイル、アフィリア・サーガ、岩男潤子といった日本からのゲストが次々に登場し、トークやミニライブを披露した。同人サークル、個人作家のブースが多数並ぶ前で繰り広げられるステージという構成は、海外のイベントならではの楽しい光景だ。1日いてもあきることはないし、まさに一日がかりで楽しむイベントがファンシー・フロンティアだろう。
 体育館の外は2日間ともコスプレ天国だった。
 その数の多さも圧倒的だが、驚かされるのはその多様さと、最新のアニメ等に対する情報の高さ、さらにコスプレのクオリティだ。なかでも目をひいたのは「艦隊これくしょん」のブームだ。台湾のオタクたちがいかにリアルタイムに流行や最新のオタク事情をキャッチしているかは、コスプレイヤーをみればひとめでわかる。撮られるほうも、撮るほうも、イベントを存分に楽しみながら1日を過ごしている。
 世界のどのオタクイベントがおすすめですか?
 こう聞かれる機会が増えた。答えは、まず行けるところならどこでもよいだ。とにかくひとつまず自分自身でオタクイベントを体感し、日本文化がいかに愛されているかを実感することがなによりも大事なのだ。ただ、そのひとつだけで世界のオタクイベントをすべて同じと思わないことも大切である。オタク魂とでもいうべき根底に流れている精神はいっしょでも、ひとつひとつのイベントにはそれぞれの個性があるからだ。
 とはいえ、すべての道には最初の一歩がある。台湾という日本からもすぐの場所にあるオタクイベント。台北で夜市を楽しみながら、ファンシー・フロンティアのようなオタクイベントに行ってみるのは移動時間や費用のうえではかなりおすすめなのである。

筆者:櫻井孝昌

コンテンツメディアプロデューサー、作家、デジタルハリウッド大学・大学院特任教授。世界25カ国のべ130都市以上で講演・ファッションショープロデュース等の文化外交を実施中。アニメや原宿ファッションを用いた文化外交のパイオニア的存在。世界各国の日本イベントにゲストとして招かれることも多い。『日本が好きすぎる中国人女子』『世界カワイイ革命』『アニメ文化外交』ほか著書多数。
Twitter:@sakuraitakamasa

参加メモ

日本からの距離

台湾・台北まで直行便にて3時間半
台湾・台北:
http://4travel.jp/os_area_city-taipei.html
外務省 海外安全ホームページ 台北:
http://www.anzen.mofa.go.jp/manual/taiwan.html

参加するには

●基本情報
Fancy Frontier Webサイト(中国語):
http://www.f-2.com.tw/
自動翻訳版:
http://goo.gl/8o9tKN
●会場
台大巨蛋體育館(国立台湾大学スタジアム)
http://www.f-2.com.tw/index.php?q=ff/location
地下鉄最寄り駅から徒歩、もしくはタクシーでの訪問を推奨します。
●入場にはカタログ購入が必須です
入場するには、イベントのカタログを購入する必要があります。
2014年2月のFancy Frontier23ではカタログは200台湾ドル(約700円)でした。
●サークル申込
Fancy Frontierには、日本から多数のサークルさんが参加されています。
日本からのサークルは、台湾国内在住の代理人を通すか、日本国内に代理受付サービスがあります。
詳しくはこちらから
http://www.f-2.com.tw/index.php?q=ff/circle-Japan
●コスプレについて
Fancy Frontierでは、コスプレは一般参加者が自由に行っており、イベントとしての取組はしておりません。
そのため、更衣室などは用意されていません。
当日は、多数のコスプレイヤーが会場や大学内の広場で自由に活動しています。
●Fancy Frontierについて知る
日本語紹介ページ
http://www.f-2.com.tw/index.php?q=ff/intro-Japan
過去のイベント紹介(自動翻訳)
http://goo.gl/QeaNsw
よくある質問(自動翻訳)
http://goo.gl/fLDPC2
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