訪問記

ミナミコンはイギリスの南にある街、サウサンプトンの中心部と近いノボテルホテルで開催されています。

正式には金・土・日のイベントですが、木曜日の夜に到着する参加者がそこそこいます。

ホテルのバーでまったりしたり、準備を手伝ったりする人々を見ると一般参加者とスタッフの区別が難しいです。
ミナミコンのアットホーム、フレンドリーな雰囲気が感じられます。

金曜日の朝からイベント本番が始まります。

まず参加者は、通行証になるバッジとスケジュール・イベント記念本などが入っている「コンパック」をもらうために、ホテルロビーにある参加者登録所に並びます。イベント部屋ではセミナー、ワークショップが始まりますが、まだ到着しない参加者もあり、ゆるゆるとした始まり方です。

金曜日の夕方には初めての大きなイベントが始まります。
ミナミコンの小さなスケールとゆったりした雰囲気のおかげで、 コンベンションの定番のイベントを実験的にいじる事が可能です。
その流れで、数年前から普通の「オープニングイベント」が「オープニング祭り」になりました。

まずはみんなで食事、屋台、ゲームをして、その後バラエティゲームショーを行います。
お祭りの後、気分次第でディスコ、カラオケを楽しんだり、あるいはバーでゆっくりおしゃべりする事もできます。

土曜日から本格的にイベントが始まります。
金曜日から始まったセミナーなどの続きとともに、いつも大人気の物販、ゲーム大会などが開始されます。幅広い文化的イベントと娯楽がある事がミナミコンの魅力の一つです。
茶道についての講義からコスプレ向け電子工作体験、料理教室やラジコン痛車レースもあります。

コスプレしている参加者が多く、ホテルの中だけでなく周りのお店やレストランでもよく見かけます。

土曜日の夕方から目玉イベントである「マスカレード」が行われます。
マスカレードとは、コスプレ大会＋ステージショーのような、衣装・歌・コメディーを組み合わせたレイヤーさんたちのパフォーマンスです。
そしてそのすぐ後、チャリティーのために参加者が寄付してくれたレアアイテムが買えるオークションが開催されます。

前の日に比べて、日曜日の朝はもう少し穏やかです。
日本の駄菓子とお酒が味わえるイベントなど、のんびり楽しめるものが多いです。

それは夕方に行われるクロージングセレモニーも例外ではなく、オープニングに比べるとまったりしていて、事務連絡や挨拶などが行われます。
でもここで、最後にもう一つミナミコンの定番があります。。。

その場で行うチャリティーのための集金が一定額を超えると、準備会は大勢の前で女装させられたり坊主にされたりのような、面白可笑しい罰ゲームを受けることになります！

参加メモ

日本からの距離

イギリス・サウサンプトンへは日本からロンドン経由となります。
鉄道で2時間余、ヒースロー空港から長距離バスもでています。
https://www.london-ryugaku.com/southampton/

羽田空港からヒースロー空港：約13時間
ヒースロー空港からサウサンプトン（バス）：約2時間

外務省海外渡航情報 イギリス：
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_154.html#ad-image-0

参加するには

●基本情報

Minami-con ミナミコン

Webサイト
http://minamicon.org.uk/
https://www.facebook.com/groups/509807415731415
https://twitter.com/minami_con/

●会場

サウサンプトン Novotel Hotel
http://minamicon.org.uk/index.html#venue

●参加費用

50ポンド（事前Web登録）

●コスプレについて

コスプレは可能です。
また、コスプレコンテストの受付もしております
http://minamicon.org.uk/masquerade.html