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Comiday

イベントURL
http://www.comiday.org
主催団体
Comiday準備会
次回開催概要
中国・成都
2018年3月予定
参加者数
15,000人

イベント情報(概要)

Comiday成都同人祭(略称Comiday、コミデー)は、Comiday成都同人祭準備会(NEKOPURIN WORKS)が主催する同人誌即売会である。中国国内で最も規模と影響力のある、多くの参加者から高い評判を受けた同人創作・交流プラットフォームである。

サークル参加者は、大陸サークルに限らず香港、台湾、日本からのサークル、おおよそ300サークルが出展。
創作内容は、同人イラスト、マンガ、アニメ、ゲー

ム、小説、音楽以外にも、ガレージキット、霹雳人形(ピリ人形。若者にも人気の台湾を中心に演じられる人形劇。)

毎年大陸、大陸周辺区域、および海外から3万人のファンたちがイベントに参加する。
Comidayは開催以来、「創作」を核心として、作品のオリジナル性や創作交流などを重視してきた。商業要素が全体的に少ないため、サークル、一般参加者及び業界関係者からも「最も同人イベントらしい、純粋な同人イベント」と評価されている。

主催者メッセージ

Comiday成都同人祭(略称Comiday、コミデー)は、Comiday成都同人祭準備会(NEKOPURIN WORKS)が主催する同人誌即売会です。

サークル参加者は、大陸サークルに限らず香港、台湾、日本からのサークル、おおよそ300サークルがイベントに参加します。創作内容は、同人イラスト、マンガ、アニメ、ゲーム、小説、音楽以外にも、ガレージキット、ピリ人形などの分野があります。 毎年4万人のファンたちがイベントに参加することになります。
Comiday開催以来、「創作」を核心とし、作品のオリジナル性や創作交流などを重視し、商業要素が全体的に少ないため、参加者から「大陸でもっとも同人イベントらしい純粋なイベント」と評価されています。
イベントではオタク文化や創作技術を紹介する公式「雑誌」となるパンフレットを3000冊頒布しています。

海外文化紹介コラムでは、鉄オタ文化や古本屋、剣術、神社など、オタクに関わる文化要素を紹介しています。
海外交流コラムは、主に海外同人作者・業界人インタビューの掲載。株式会社マッドハウス、NIGORO、Failbetter Games、サクラ大戦などの取材歴もあります。

そして特集記事の人気が高くて、イラストレーターでは深崎暮人氏・大槍葦人氏・いとうのいぢ氏、ゲームデザイナーでは楢村匠氏・深澤豊氏、 シナリオライターでは中澤工氏・東出祐一郎氏、アニメーターではりょーちも氏・榎戸駿氏・堀内博之氏、アニメ監督では浅香守生・増原光幸氏などの記事を掲載したことがあります。 経歴から技術のお話まで、演出や作画技術など、制作に関わる内容もいろいろ含められています。

訪問記

中国内陸部の夏は湿度が高くとてつもなく暑いという。

中国四川省と言えば激辛の四川料理が有名だが、そんな暑さや辛さに負けないくらいホットな同人誌即売会が成都にはある。 海外のイベントに参加するようになり、台北、香港、ジャカルタ、シンガポール、バンコクなどの都市を巡っている最中の2017年3月に、中国南西部最大の都市・成都で開催されるComiday19にサークル参加してきた。

成都の空港に到着すると、深夜1時にも関わらず「COMIDAYへようこそ」と日本語で書かれたボードを掲げたスタッフによって歓迎を受けて早速圧倒された。

翌日、スタッフに誘導されて会場内に入ると、白くてひだのついたテーブルクロス、柱は大理石のようにも見え、明るめの照明によってまるで結婚式場のよう。
300サークルほどが1つのホールに入り、その隣のエントランスや通路と言えるスペースには企業ブースやステージ、ミニ四駆のコースが設置されていた。 ステージ上では中国の同人誌即売会では定番と言えるコスプレカラオケやダンスが行われており、日本のニコニコ動画に相当するビリビリ動画でも配信されて盛大に開催されていた。

ジャンルを見ていくと、陰陽師オンリーが会場の一角を占めており、学校サークル、模型(フィギュア)サークルもコーナーとしてまとめられていた。
中国ではグッズとフルカラーのイラスト本が多く、マンガの同人誌は少ないのが特徴で成都も同様と言える。

同人誌は「艦これ」「ラブライブ!」あたりが多く、「グランブルーファンタジー」「Fate」などが少し伸びてきた印象。「初音ミク」「東方Project」も根強い人気。 女性向けは「刀剣乱舞」「おそ松さん」などに加えて「ユーリ!!! on ICE」が増えた感じで、「陰陽師」や「戦艦少女R」など中国発の作品を抜くと日本とあまり変わらない。 艦これキャラで海軍制服を紹介する本を出していた四川省のサークルや、日清戦争の艦艇の擬人化本などもあり、オリジナル同人も徐々にではあるが増えているようだ。

ちなみに、Comiday18では委託のみの参加だったが、アイマス(中国初開催)、東方Project、中文アドベンチャーゲームの3つがプチオンリーとしてComiday内で開催されていた。 http://sazanami.net/20161023-china-chengdu-comiday18-idolmster-only-doujin-event/

初参加した2016年5月のComiday17では、持ち込んだアイマス舞台探訪本と艦これ史跡探訪本は予想を上回る盛況ぶりに持ち込み分はほぼ初日でなくなってしまい、今回のComiday19でも2日間でほぼ頒布しきってしまった。
イラストやマンガ以外にも、舞台や元ネタを紹介した旅行、評論のようなジャンルにも興味を持ってくれる人が多いのは嬉しい限り。
艦これは中国でもまだまだ人気で、海がない内陸部の成都でも提督はいっぱいだった!
もっとも、日本人サークルはかなり宣伝していただいているようなのでスタッフには感謝したい。

コスプレに目を向けると、日本でも配信が始まった「陰陽師」が最大派閥となっており、続いて中国でも配信された「Fate/Grand Order」といった感じで、やはり中国語で遊べるタイトルが強い。 2016年頃には中国で多かった「ラブライブ!」は減っており、同人誌のジャンルも含めて流行り廃りの早さは日本と共通のようだ。

企業ブースでは、新しい艦これインスパイアゲーム(?)の「艦姫」がイベント初お披露目されており、「戦艦少女R」や銃を擬人化した「少女前線」などがグッズの無料配布や販売を行っていた。 中国発のゲームアプリは声優に日本人を起用しているものが少なくなく(しかもめちゃくちゃ豪華!)、ゲーム性やグラフィックなども日本のものと変わりはなくなってきた。

育ってきた中国のゲーム開発への危機感も生まれるが、同人やインディーズレベルから大きくなるタイトルもあって、「陰陽師」や「戦艦少女R」のように日本に入ってきて相乗効果をもたらすことへの期待感が膨らむ。

さて、中国の同人誌即売会にあって日本にはないものを挙げるとすれば、筆者が真っ先に言いたいのは「JK」である。

JKです、JK。はい、JK……。

中国のイベントに行くと、何のキャラのコスプレかよくわからない女子学生制服の女の子をチラホラ見かける。 中国の学校制服はいわゆるジャージみたいなのが指定されているため、日本のようなセーラーやブレザーにスカートとリボンといったタイプの制服は存在しない。 そのため、マンガなどを通して日本のかわいいセーラー服に憧れる女性が多いようだ。 ご丁寧に、いかにも学校指定っぽいカバンもちゃんと装備している。
成都の冬は日本より少し温かいくらいで、セーラー服にマフラーのコラボも見られ、実にすばらしいではないか! 女子高生の制服もどきの服に身を包む女性は中国の中でも成都では特に顕著で、例えばロリ服やゴスロリのような1つのファッションとしてACG(アニメ・コミック・ゲーム)好きには定着していた。

中国内陸部で最大級の都市となる成都は、中国の中でも独自の発展を遂げており、中国では先に発展してきた上海や北京などの沿岸地域よりも外国の文化に対して注目する傾向が強いようで、日本のACG文化も成都のナウくてヤングな人たちに支持されているようだ。

参加者は高校生と大学生で半分以上を占め、高齢化が進む(?)コミケと比べるととても若くてエネルギッシュ。

これまで未知の領域だった中国内陸部で日本のコンテンツを愛してくれる人がたくさんいるとわかり、そうした彼らと交流することによってとても有意義で充実した2日間を過ごすことができた。
近年は学生が参加しやすい夏と春休みシーズンの開催になっているようなので、参加を計画される際は留意されたし。

筆者:かずぴー

WEBサイト&サークル「さざなみ壊変」を運営。
アイマスを始めとするゲーム、アニメ、マンガの舞台探訪や、艦これに関連した第二次世界大戦の戦跡&現存兵器探訪で世界を巡る→まとめた本を各国の同人誌即売会で頒布するため再び世界へ→次の取材→……のループに取り組んでいる。
さざなみ壊変:http://sazanami.net/

参加メモ

日本からの距離

日本から中国・成都へは、東京、大阪、名古屋、広島から直行便が就航している。
他の都市からは、中国東方航空の上海乗り継ぎや、中国国際航空の北京乗り継ぎなどが安くて便利だろう。
東京からの飛行時間は5時間前後。東京と大阪に就航している四川航空は往復2~3万円で行くことも可能なのでオススメだ。
http://sazanami.net/20160608-sichuan-airlines-narita-chengdu-a330-200/

中国 成都:
http://www.arukikata.co.jp/city/CTU/

海外安全ホームページ 中国:
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=9

参加するには

●サークル申込
サークル参加の申込は、公式サイトからなんと日本語でOK!
サークル情報、個人情報、頒布物情報を記載した文書と、500x500pxフルカラーのサークルカットの提出が必要。
http://www.comiday.org/sign/
●会場
成都世紀城新国際展覧センター

行き方:
成都地下鉄4号線非遺博覧園駅下車徒歩5分(成都中心部から約30分)
中国ではGoogle Mapsの現在位置が400メートルほどズレて表示されるため(衛星地図は正しい)、百度地図やオフライン地図アプリのMAPS.MEなどを使用する必要がある。
●コスプレについて
更衣室はないためコスプレした状態で来場することになる。
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